苦学生の父
このお父さんが相談にきて、

「私は苦学力行してきました。それなのにうちの子は、これだけ恵まれていながら全然勉強しないんです。」と嘆くから、
「お父さんは、勉強したかったからしたんでしょう?そうだけど、オタクのお子さんは勉強したくない。それなのに家庭教師が四人も来たら、それこそ『苦学』ではないですか」と言ったんです。

お父さんは勉強したかった。だから子どもは苦労なく勉強してほしい。
でも、子どもに親と同じことを望むのは、「自分が考える幸福」を押し付けてるだけです。
これに似たようなパターンは多いんですよ。
こういうときによく「いまの子は恵まれてる」とか言うけど、そんなことはないです。
いまはみんながそれなりにお金持ちになってるんだから、特に恵まれてはいない。
苦労との出会い